PROFILE
2019年4月の福島大学「食農学類」の新設に合わせて、食農学類教授として福島大学へ赴任。その後、食と農の発展に取り組むために実践型教育で地域と連携し、農学分野の強化に尽力している。主な専門分野は土壌生態学や森林科学で、長年に渡り、土壌動物や土壌微生物が本来担っている生態学的に重要な働きに注目し、森林や農地の土壌と植物の関係を研究している。これまでに「土壌生態学入門(単著)」(2007年)、「土壌生態学(編著)」(2018年)を出版し、成果の普及にも努めている。教授を務める傍ら、日本土壌動物学会の会長も務めている。2019年には日本の大学院として初めて、アグロエコロジープログラムを設置した。